■ インデックス
■ Fedora16 の取得
ミラーサイトよりFedora16(Fedora-16-x86_64-DVD.iso)を取得(左記はx86_64版)します。
*:上記のミラーサイトは何処でも構いません。(日本語版だからと言って日本サイトからダウンロードする必要はありません。)
取得先のディレクトリ名については、CPUの種別によって異なりますので以下を参考にしてください。
- x86(i386)
---> Pentium Pro以上
- x86_64(AMD64/EM64T)
---> 64bitCPU
ダウンロードしたファイルは、ISOイメージファイルですので、別途CD/DVD-Writerソフト等でDVD-R等に焼いて準備して下さい。
■ Fedora16 のインストール
Fedora16に必要なスペック
- プロセッサー
- 【最小】
- テキストモード :Pentium-Pro (200 MHz) 以上
- グラフィカルモード:Pentium-Pro (400 MHz) 以上
- メモリー
- 【最小】
- テキストモード :640 MB
- グラフィカルモード:640 MB
- 【推奨】
- 1152 MB 以上
1. Fedora16 のディスクをDVDドライブにセットし電源を入れます。
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- Install or upgrade Fedora
- 『Install or upgrade Fedora』を選び、エンターキーを押します。
2. CDメディアのチェック

3. 言語の選択
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- Japanese(日本語)を選択し「Next」をクリック
4. キーボード設定
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5. インストールデバイスの選択
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- 基本ストレージデバイスは、通常HDDの事を指します。
特殊化したストレージはネットワーク上の記憶装置など、商用で利用する物であり個人では関係ないと思って構いません。
- 基本ストレージデバイスにチェックして「Next」をクリック

- 未初期化HDDの場合や他フォーマットなどのメッセージです。インストールするHDDに問題なければ「Yes,
discard any data」をクリックします。
6. ホスト名(FQDN)の設定
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- 【ホスト名】
fedora.kajuhome.com
- ホスト名・ドメイン名はご自分の環境に合わせて設定してください。
先頭から”.”ドットまでがホスト名になります。この”.”ドットから後ろはドメイン名になります。
(この後ろの部分が、取得したドメイン名になります。全てを含めた形がFQDNと呼びます。)
- 【ネットワーク構成】
このボタンをクリックするとネットワーク設定できますが、インストール途中の「レポジトリ」の追加で設定しますので無視して構いません
- 確認が取れたら「Next」をクリック
7. タイムゾーンの選択
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- 協定世界時(System clock uses UTC)は未選択。「東京」を選択し、「Next」をクリック
8. 管理者パスワードを設定
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- ルートパスワード(P):xxxxxxxxxx
- 確認(C):xxxxxxxxxx
- root(管理者)のパスワードを入力します。(上段と下段に同じパスワードを入力してください。
注意:このパスワードは忘れない様にしましょう。また、他人にパスワードも教えてはなりません。)
- 入力したら、「Next」を押下します。

- 簡単なパスワードや文字数が少ないと警告されます。なるべく強固なパスワードを入力しましょう。
「とにかく使用する(U)」ボタンをクリックする事で継続は可能です。
9. ディスクパーティションの作成
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- 「すべての領域を使用する(A)」を選択します。
- Fedora12よりデフォルトのファイルシステムは「ext4」となりました。
- 任意のパーティションやサイズ、ファイルシステムを設定したい場合は「カスタムレイアウトを作成する(C)」を選びます。
- レイアウトの使用方法は『FedoraCore4 のインストール手順[ディスクの設定]』を参照してください。
- 「Use LVM」
- Logical Volume Manager。複数のHDD・パーティションにまたがった記憶領域を一つの論理的なディスクとして扱い管理できる機能です。
- 「Encrypt system」
- Fedora9より追加された機能です。当方は今回も暗号化しない(当該項目を未チェック)を選択しました。
- 「Review and modify partitioning layout」
- パーティションレイアウトを確認する場合にチェックします。(無視して構いません)。
- 確認が取れたら「Next」をクリック
10. 警告メッセージ
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- 「変更をディスクに書き込む(W)」を押下すると、HD内容がすべて消えてしまいますので気を付けてください。
確認が取れたら(消えてもかまわないなら)「変更をディスクに書き込む(W)」を押下します。
- 各パーティションのフォーマットが表示されます(下記参照)。

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