Joomla!とはコンテンツ・マネージメント・システム(CMS)です。
コンテンツ・マネージメントと言う名の通り、「Movable Type」や「pukiwiki」と同等の分類に属しています。
各パッケージの確認 Apacheの確認 # rpm -qa httpd httpd-2.2.14-1.fc12.x86_64 上記の様に結果が表示されていればインストールされておりバージョンも確認できます。 何も表示されない場合は、「# yum -y install httpd」を実行しインストールを行ってください。 PHPの確認 # rpm -qa php php-5.3.1-1.fc12.x86_64 mysqlの確認 # rpm -qa mysql-server mysql-server-5.0.27-1.fc6 PHPとMySQL連携モジュールの確認 # rpm -qa php-mysql 上記の様に何も表示されなかった場合はインストールされていないので「php-mysql」をインストール # yum -y install php-mysql php-mbstringの確認 # rpm -qa php-mbstring 上記も同様に表示されなかったので「php-mbstring」をインストール # yum -y install php-mbstring |
mysqlへログイン # mysql -u root Your MySQL connection id is 50 Server version: 5.1.42 Source distribution Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement. 「joomla」というデータベースを作成 mysql> create database joomla; Query OK, 1 row affected (0.00 sec) Joomla!がデータベースを操作するユーザー名とパスワードを設定 以下は例として管理者権限を持つ「ユーザー名:joomla」「パスワード:password」としています。 mysql> grant all privileges on joomla.* to joomla@localhost identified by 'password'; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) 終了 mysql> exit Bye |
【Joomla!じゃぱん】より「ダウンロード」へと進みパッケージをダウンロードします。
当方が、ダウンロードしたモジュールは、2010年02月02日時点で[Joomla_1_5_15_in_Japanese.zip]となっています。
またダウンロードしたモジュールはサーバのパス「/root」にアップロードしてある事を前提としています。
以降の手順は[Joomla_1_5_15_in_Japanese.zip]となっていますが、2011年07月26日時点での最新版[Joomla_1.7.0-Stable-Full_Package.zip]でも動作確認しました。(手順が異なるので以下に記述します。)
Fedora15以降 は Joomla_1.7.0 以降でないと動作しませんので注意が必要です。
1.Joomla!パッケージの展開の前にJoomla!配置ディレクトリの作成を実施
2.作成したディレクトリのオーナ・グループの変更
3.作成したディレクトリへ移動
4.Joomla!パッケージの展開
5.展開されたファイルを全てオーナ・グループの変更
*:要は新しいzipがファイル名「Joomla_1_5_15_in_Japanese」でディレクトリが作成されない
(展開した階層が1階層少なくなっています。)
【Joomla_1_5_15 の場合】 Joomla!パッケージの展開 # unzip Joomla_1_5_15_in_Japanese.zip Joomla!配置ディレクトリの作成、オーナ・グループの変更 # mkdir /var/www/html/joomla # chown apache:apache /var/www/html/joomla 展開したJoomla!の移動と設定ファイル作成および、オーナ・グループの変更 # mv Joomla_1_5_15_in_Japanese/* /var/www/html/joomla/ # touch /var/www/html/joomla/configuration.php # chown -R apache:apache /var/www/html/joomla/* 【Joomla_1.7.0 の場合】 Joomla!配置ディレクトリの作成 # mkdir /var/www/html/joomla Joomla!配置ディレクトリへ移動 # cd /var/www/html/joomla Joomla!パッケージの展開 # unzip /root/Joomla_1.7.0-Stable-Full_Package.zip Joomla!配置ディレクトリの作成、オーナ・グループの変更 # chown -R apache:apache /var/www/html/joomla 【以降は共通で実施】 ファイル名変更 # mv /var/www/html/joomla/htaccess.txt /var/www/html/joomla/.htaccess apacheの再起動 【FC1 から Fedora14 / CentOS4 / CentOS5 / CentOS6 の場合】 # /etc/rc.d/init.d/httpd restart 【Fedora16以降 の場合】 # systemctl restart httpd.service |
クライアントより[http://サーバのアドレス/joomla/]でアクセスします。
インストールディレクトリの削除 # rm -rf /var/www/html/joomla/installation |
クライアントより[http://サーバのアドレス/joomla/]でアクセスすると下記の様な画面が表示されればOK。
クライアントより[http://サーバのアドレス/joomla/administrator/]でアクセスすると下記のログイン画面が表示されるので「ユーザ名」と「パスワード」を入力して「ログイン」ボタンを押下する。
認証が成立すれば下記画面が表示され、管理者設定となる。