はじめての自宅サーバ構築 - Fedora/CentOS -
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 Centos5突如暴走−−>起動不能
日時: 2007/04/27 10:57
名前: 渡来或

①不明点・障害内容:Centos5でサーバを構築中に、まるでプログラムがループしているがごとく突如CPUが暴走を始めます。
②ログの有無   :再起動時、「Error 15:File not found」と表示されます。
  (有:その内容):
③Distribution  :
      Version:
④Service Name  :
      Version:
⑤ネットワーク構成:
ちなみに、マシンは、DELL GX260 です。
暴走しているときにシステムモニタを見ても、特にCPUを食っているJOBは見当たらないのです。
過去に、Fedoraで同じような経験をした記憶があるのですが、原因と対策をご存知の方がいらしたら教えてください。
再起動時にディスプレイに表示されるメッセージは以下のとおりです。
Filesystem type is ext2fs, partition type 0x83
kernel /vmlinuz-2.6.18-8.1.1.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhyb quiet
Error 15: File not found
Press any key to continue...
(以上です)
メンテ

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 Re: Centos5突如暴走−−>起動不能 ( No.11 )
日時: 2007/05/03 19:59
名前: 羊羹

こんにちは。既出かもしれませんが、先ほど判明した事があるので
それを含め調べた事を一通り書いておきます。


まずスキャン時間ですが、さきほどclamdscanを行ったところ
5.58Gに対して79分ほど掛かりました。環境次第で数字が前後
するとは思いますが、気になるなら数日一回や週1の実行にする
のも一つの手でしょうか。


実行時に記録されるエラーですが、属性に-rが付いていない物
に対して'Unable to open 〜'と出ている様なので、特に気に
しないでいいかと思います。


1800秒毎に入るチェックについては、clamdの仕様に関連しているようです。
clamd(あるいはclamdを利用したclamdscan)は、clamscanと違い、スタート
時にローカルのウィルスDBを読み込んでデータを保持し、それを元にウィルス
スキャンを実行します。ウィルスDBそのものの更新はfleshclamで行われます。
DBが更新された時は再読込を実行する必要がありますが、(最近の)clamdには
DBを自分でチェックする機能があり、このチェック間隔のdefault値が1800秒と
なっています。このチェックそのものは単にDBが更新されたかどうか見るだけ
なので、負荷の要因ではないように思えます。
チェック間隔は /etc/clamd.conf あたりで変更できます。


そしてkernelがロストした原因と思われる部分についてです。
rootに届いていたメールの中に、
> //boot/vmlinuz-2.6.18-8.1.1.el5.centos.plus.1: Broken.Executable FOUND
という箇所があり、どうやらclamdscanによって破損した実行ファイルと
認識され削除されていました。clamscanでは問題がなく、clamdscanのtelnetによる
対話モードでscanした所反応したので、clamdscan(ないしはclamd)固有の問題
なのかなと考えています。
とりあえず /etc/clamd.conf の
> DetectBrokenExecutable yes

> DetectBrokenExecutable no
にした所回避できたので、チェックしてみるといいかもしれません。


以下のページでclamについて詳細に書いてあるので参考にされるといいかと思います。
http://clamav-jp.sourceforge.jp/jdoc/clamav.html
http://www.dragoncity.ne.jp/construction/security3-1.html
http://anenable-factory.ath.cx/servmemo/clamanti.php
メンテ
 Re: Centos5突如暴走−−>起動不能 ( No.12 )
日時: 2007/05/04 11:16
名前: 渡来或

羊羹さん
とても詳しく教えていただきありがとうございます。
確かに、以前のように処理中にシャットダウンをして、再度電源オンしても起動するようになったようです。
でも、相変わらず、セルフチェックだけでなく、clamdscanが始まってしまうというのは、自分の意図するところとは違っているので、(私自身が考え方を変えなければいけないのかもしれませんが)不愉快なものですね。
羊羹さんに教えていただいたことを参考にして、少し時間をかけて勉強してみようと思います。
また、何か参考になることがあれば教えてください。重ね々々ありがとうございました。
メンテ
 Re: Centos5突如暴走−−>起動不能 ( No.13 )
日時: 2007/05/04 14:54
名前: 羊羹

起動時に自動で clamAV が立ち上がってしまう場合は

> /etc/rc.d/rc*.d/

に clamd へのリンクが存在する事が考えられます。
対応するランレベルのディレクトリににS*clamdが
あれば起動されるので、手動で消してもいいでしょうし、
chkconfigがインストールされている環境ならば

> chkconfig clamd off

とすればサービスの起動が抑制できますし、

> chkconfig --list clamd

で現在の自動起動設定が見られます。
rc.d、chkconfigに関しては以下のページなどに情報があります。

http://park15.wakwak.com/~unixlife/linux/boot-rcd.html
http://www.a-yu.com/pub/qa82.html
メンテ
 Re: Centos5突如暴走−−>起動不能 ( No.14 )
日時: 2007/05/08 20:00
名前: 渡来或

羊羹さん
いろいろとありがとうございます。
で、自己解決した言いますか、何が原因していて、何を講じたら直ったといったものではありませんが・・。
次のようにしたら全く問題なくなりましたので報告します。
OSをインストールして、一括アップデートしたら、しばらくそのまま放置しておきます。
すると、30〜40分すると、prelinkが走り出し、ディスクに頻繁にアクセスしだします。当然CPU使用率も100%になります。PCはヒートアップして、冷却ファンがブンブン回りっぱなしになります。
40分程しますと処理が終了して静かになります。CPU使用率も5%前後になります。
このような状態になってからclamdをインストールします。clamdscanを実行しても、以前のようにエンドレスではなく、30分弱で終了しました。PCも、再起動しても全く問題なく正常に使えています。
騒いでた頃は、clamdもインストールし、更にサーバーのいろいろなソフトをインストールしていたときに、トラブルが発生していました。全くの推測ですが、prelinkでclamavに必要なファイルを壊していたのではないのかと思っています。で、エンドレスで処理が延々と続いたのではないかな・・・?
何はともあれ、無駄な時間を費やしますが、正常にインストールできます。
皆様いろいろとありがとうございました。
メンテ

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